あると思えばある。ないと思えばない。 - 母が笑えば

あると思えばある。ないと思えばない。







今日から新学期ということをす〜〜っかり忘れて、今朝長男に聞いてびっくりしました。あれ〜今日からやっけか?と(笑)

春休みボケしたのは子どもではなく母やったわ(^-^;





春休みは図書館に入り浸っていた長男と同様、わたしも読書に入り浸っていたのですが、予約が回ってきて読んだこの本。


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直木賞を取った小説なので知っている方も多いかもしれません。
西加奈子の本は人によって好き嫌いは分かれると思うんやけど、わたしは結構好きで全てとはいかないけどわりと読んでる方やと思う。
読んでて、「あ〜そうやんな!」ってストンと腑に落ちる瞬間があるんだよね。




サラバ!は一言で言うなればアイデンティティをテーマにしてるんやけど、主人公以上に印象に残ったのが主人公のお姉さん。

個性的というにはあまりにも桁の違う個性を持ち、自分探しというにはこれまたあまりにも桁の違う精神的放浪をする人で、確かに身内にこういう人がいたら大変やな。。。という感じの濃すぎるキャラクターやったのですが、自分探しの答えを見つけた後の姉ちゃんがすごい。





「今まで私が信じてきたものは、私がいたから信じたの。」


中略


「私が信じるものは、私が決めるわ」



という言葉にしびれた(笑)



自分が好きと思うものは好きでいい。
至極当然のことやけど、なかなかそれを実行できる人っていないよなあ と思う。




自分が好きや!と思っているものでも、他人から否定的な言葉を言われると「それを好きな自分が恥ずかしい」と思って好きを貫けなくなったり。

直接言われずとも、世間一般のものさしで測った時に価値があるかどうかが自分の価値判断の基準になっていることはある。




もちろん、ある程度世間の価値基準に合わせることが世間の常識に倣うことができるし、そうすることによって社会生活を円滑に進めることができる。

あえて他人基準を取り入れることも大切なことやと思う。




でも、それだけが全てになってしまうと自分を見失うぜ?という話。




周りから認めてもらうことを大切にするのもいいけど、でも、その「周り」に自分の生き方を委ねていいのか?その「周り」の価値基準が変わったら今まで積み上げてきたものはどうなるのか?



自分が好きや、大事や、と思ったものは、よっぽど他人の利益を害するものでない限り、誰が何と言おうと自分の考えを貫けばいいと思う。

でも、貫くための強さは、つまるところ、それを良いと信じる自分の気持ちを信じるということなんやろうな。逆に言うと、それを良いと信じる自分がいるからこそ、それは「良きもの」としての存在価値を有するということかな。姉ちゃんの考え方からすると。







そう考えると、うちのオットの長所もそういうもんなんやろうね。





オットは職人気質なので、仕事であっても、たまに家事を手伝ってくれるときであっても、パーフェクトな仕上がりにこだわります。


仕事の丁寧さや品質の良さという点で見ると、とても素晴らしい資質やと思うのでわたしはオットの長所やと捉えているんですが、でも、価値観の違う人から見たら効率の悪い人でしょうね。




だけど、わたしが長所であると信じている以上、それは長所として存在する。

もちろん、否定する人はおるし、そういう価値観もアリやと思うのでええんやけど、でも、それとは別にわたしが「良い」と思っているならば、誰かの賛同や許可がなくとも長所としていいんじゃないかな と思う。




長所っていうと、世間一般が認めるような美点でなければならない とか、非の打ち所がないパーフェクトなところ というイメージがあったんやけど、でも、別に「長所判定機関」的なもんからOKが出ないと長所認定されへんわけでもないねんからねえ(笑)





自分が良いと思ったものに価値を与えるのは、自分自身なのかもしれない。












アイデンティティ系の本や、自己啓発系が苦手な人にはオススメしません。
ただひたすら長いだけの本になる(苦笑)




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そうそう。




サラバ!の中でもう一つ、「あああ!!!確かに!!!」と思った一節。



主人公のお母さん(この人もめっちゃ我が強い)が、「サンタさんにしかクリスマスに欲しいものを言わない!」と頑なに欲しいものを言わないお姉ちゃんに対して、「サンタなんかホンマはおらへんからさっさと言いなさい!」と怒ったくだりで、



子どもそのものよりも、子どもっぽい大人の方がタチが悪い




と書いているんですが、ほんまにその通りよな(苦笑)


わたしも気ぃ付けよ(^-^;
















今日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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2017-04-07 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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